ヒーローになりたい。
2020年、今年の世相を表す漢字は「密」に決まったらしい。密を避け続けた1年だったのにそれが最も身近にあった言葉として選ばれるとは不思議なものだ。
私は、年始に予想を含めた目標として漢字一文字を掲げている。例えば2019年初めには現状打破したいという思いを込め「変」をあげ、結果的に嵐の活動休止発表を受けてMeseMoa.という新たな推しを見つけるという変化があった。
ざっくりと。
— ぱんだ (@tare445) 2019年12月30日
今年のことは、今年のうちに。2019 https://t.co/j3YEKXJKeS
ちなみに、今年は嵐の気合と、フォーゲルさんのポジティブさに影響されて、年始に「攻」を掲げている。趣味である音楽のステージをたくさん重ねて、オタクとしてもMeseMoa.の現場にはできるだけ足を運びたいし、嵐のラストをしっかり見届けて笑顔で見送ろう、そう決意していた。
さて、2020年12月31日。振り返ってみると、そのどれも叶うことはなかった。
そうなるように動くことすらできなかった。
今年1年の自分のオタクライフに漢字一文字をあてるとしたら、それは間違いなく「悔」だ。なぜよりによって今年だったのだろうと思う。今の状況を地球の運命としてここ数年のうちに必ず受け入れなければならないのなら、去年でも来年でもよかった。10年来のファンである嵐の活動休止前ラストイヤー、去年からの新たな推しMeseMoa.フォーゲルさんの初センター曲リリースとそれを引っ提げての自県公演含めた全国ホールツアー、細々とではあるが5年ほど応援してる星野源のソロ活動10周年イヤー、今年1月のデビューと同時に気になり始めたSnowManのファーストイヤー。なぜ今年なんだろう。いろいろな発表を受けるたび「悔しい」という感情が浮かび上がった。
自分の感情とは反対に嵐もフォーゲルさんもずっと前向きに私たちを励まし、いろいろ届けてくれた。遠征しなくてもライブに参加できたこと、地方局のハンディなく動画配信を見れたことは、地方住みの子持ち兼業主婦にとってはとても嬉しかった。
ところが、今年も後半に入ってぽつりぽつりと推したち本人の感情を知ることとなる。
8月の誕生日配信と11月の烏合之衆フリーライブでフォーゲルさんは涙し、年末差し迫って嵐は「寂しい」「やろうと思ったことがやれていない」とコメントしている。そう、どう考えてもファン以上にアイドル本人の方が悔しかったはずなのだ。それでも、その感情を私たちに押し付けることなく、あくまで前向きに笑って私たちを引っ張って行ってくれていた。
アイドルの曲ではないが、12月も後半になって出会った曲がある。
緑黄色社会 『Mela!』Music Video / Ryokuoushoku Shakai – Mela!
今なんじゃない? メラメラとたぎる
こんな僕にも潜む正義が どうしようもない衝動に駆られて ほら気付けば手を握っている
いったいぜんたい そんなに荷物を背負い込んでどこへ行くの
ねえねえ待って僕にちょっと預けてみては?
先日、会員としての特典はまったく不明ながら嵐のFCの継続更新をしてきた。
来年はフォーゲルさんのツイートにリプするのが目標(今まで一切の接触がないのでまずはそこから)。
オタクと推しはギブとテイク。
こんな私もあなたの「ヒーローになりたい」。
弾いてみた。まとめ。
学生の頃の習い事であるエレクトーンを復活させて早6年。少しずつできることも増えてきて、その過程の記録として、また、モチベーションを上げるため、ぽつりぽつりと演奏動画を撮っています。その裏の話や選曲理由なんぞを場違いとは思いつつこの場を借りて自分のために覚え書き。
モーメント追加しました。
— ぱんだ (@tare445) 2020年12月27日
ステージで弾く機会はほぼなかったけど、その分1曲に時間かけたり、アレンジ勉強したり、いろんな音楽吸収したり。無駄じゃなかったと思いたい。
弾いてみた2020 https://t.co/J05YXzqR0F
去年は6曲撮っていて、「来年はもっと弾くぞ!」なんて気合をいれていたけど、予定されていた発表会やイベントはほぼすべて中止。レッスンも休講の時期があったりして、まったく楽器に触れもしない日々が前半あったため、今年はTwitter動画含めても全部で7本。最近のものからさかのぼります。
・Mela!/緑黄色社会
緑黄色社会 『Mela!』Music Video / Ryokuoushoku Shakai – Mela!
歌詞が好き。「ギブとテイクさ 補い合えた暁には同じ夢を見たい」「そんな荷物を背負い込んでどこへ行くの ほんのちょっと僕に預けてみては? こんな僕も君のヒーローになりたいのさ」このあたり。オタクと推しってギブ&テイクが理想なのかなぁ、と特に今年は思いました。このバランスが崩れるときっとうまくいかない。長くは続かない。
今年1年のいろんな思いを込めてどうしても年内に仕上げたくて1週間での強行。このアレンジではメロディーがゴリゴリシンセの音だけど、原曲を聴いてるともっとやわらかい音だったらなぁ、と思いました。歌詞見てやわらかい気持ちになったからそれに引っ張られてるのかもだけど。とはいえ短期決戦だったのでそのまま弾いちゃいました。当然こんなところで弾いたって、そして歌じゃないんだからありえないんだけど、推しにこの思いが届いたらいいなぁ、なんて。
・Jurney to Harmony/嵐
エレクトーンの譜面台(フタ)にスマホ取り付けたらめっちゃ画面揺れてる(笑)。
ただのオタクなのに、これ披露する自担G見てどれだけ誇らしかったことか。もう1年経つんですね。
曲がまた難しいんだ。壮大なオーケストラで組曲の一部なので、普段のPOPSのように正確なビートをドラムが刻んでるわけではなくゆったりとした3拍子。途中、ジャズワルツのようななじみの少ないリズムがあったり、自分が弾いたの聴き返すと今でもぎこちないなぁ、と思う。そもそもクラシックが嫌でピアノからエレクトーンに逃げた人間なのできれいに弾けるわけがないよね(泣)。ほんとアイドル曲って幅広くて、たくさんのジャンルの音楽に触れさせてくれる。
・Love me,Love you/Mrs.GREEN APPLE
Mrs. GREEN APPLE - Love me, Love you
フォーゲルさんの8月を受けて、9月にやりたかったこと。#エレクトーン
— ぱんだ (@tare445) 2020年9月22日
【弾いてみた】Love me,Love you https://t.co/slORYX14UP
原曲MVの女の子、むちゃくちゃかわいくないですか?フォーゲルさんがやった手振りのオリジナルのお二方もかわいい。そして、フォーゲルさんももちろんかわいい。しっかりバンドサウンドなのに、キラキラまぶしくてかわいくて。この情勢でもキラキラしてた夏のフォーゲルさんにぴったりだなぁ、と思いました。間奏のサックス、もっと生音ぽく表現できるはずなのに力不足過ぎて最終ごまかしてるし、アウトロのグロッケンは音間違えてるし、やっぱりおばちゃんは輝けないんだなぁ。
・チュワパネ!/Girls2
【男子だけで】チュワパネ! - Girls²【踊ってみた】ver.DD
半日休みにやりたかったこと。
— ぱんだ (@tare445) 2020年8月24日
【弾いてみた】チュワパネ!
↓ぜんぶ。https://t.co/vq4JWhTeMZ pic.twitter.com/syYCiglZd2
これも年齢的に普通は触れることなく通り過ぎてくジャンル。あえて本家ではなく影響受けた動画をペタリ。踊ってみた動画、フレッシュな顔ぶれの中に混ざったフォーゲルさんのなじみっぷりすごくないですか?むしろあざとかわいさは上をいってるのではないかという・・・。というわけで、おばちゃんも頑張りました。ていうか、夏でも変わらぬ閉塞感をぶち破りたかった。中級楽譜にも関わらず、なかなかつかめなくて苦労したけど、若いコのノリへの悪あがき楽しかったなぁ。
・うちで踊ろう。/星野源
星野源 – うちで踊ろう Dancing On The Inside
おうちでお誕生日を迎えたみなさん、おめでとうございます。#うちで祝おう#うちで踊ろう#星野源 pic.twitter.com/BLTVFHyaQ6
— ぱんだ (@tare445) 2020年5月9日
自分も参加しよう、と早々に思ったものの、いかんせんメンタルがどん底で楽器からも離れてて、ようやく、となった時には私が思いつくレベルのアレンジは世に出尽くしていて。それでも音楽に向き直す1歩にしたくてその時の思いを込めた「Happy Birthday mix~うちで祝おう~ver.」となりました。肝心な「ハッピーバースデー」に移っていくところ1小節出遅れてるけどね!この1年たくさんの「ハッピーバースデー」が宙に浮いたままになってしまった。自分の誕生日も自粛期間真っただ中で、いつものケーキ屋も営業してるのか、そもそも祝ってもらってもいいのか、きわきわの状況でした。みんな生命は公平。消える生命もあれば、生まれる生命もあるし、続く生命も等しく感謝してお祝いされるべき。そんな思いを込めました。
・烏合之衆/MeseMoa.
2時間の限界。イントロのみ。
— ぱんだ (@tare445) 2020年2月29日
(ゲルたん、センターおめでとう🎉)#烏合之衆 pic.twitter.com/QeCb7WitXM
これを撮った日は初めて行くはずだったフリーライブの日。直接フォーゲルさんに「初センターおめでとう!」を伝えたかったけど、叶わなかったので即興雑アレンジのくせにタグまでつけてお祝いの気持ちを。MeseMoa.の曲、ほかにもいっぱい手をかけては止まってる曲あるんですよね・・・。こうやって一部分でもいいから形にして残しておきたい。
残念ながら嵐の新曲には出会えなくなってしまったけど、やっぱりアイドルの幅広さってすごいなぁ、と思うのです。来年もたくさんの曲に出会いたい。自分もたくさんステージに立ちたい。世界のエンタメが、音楽が、彩りを取り戻せますように。
Hope in the darkness
「We Are One:A Global Film Festival」にて嵐のライブ映像が配信されました(期間限定)。
SPECIAL MUSIC MOMENT: Arashi | We Are One
3曲が配信された中、嵐オタがたびたび圧強く推してきた「Sugar」(untitled収録)と、印象的なイントロで数々の日本国民の恋を始めさせた「Love so sweet」(アラフェス収録)はすでに嵐の公式アカウントでも公開されているので(期間限定)、今回初めて世界へ放たれた「Hope in the darkness」について語りたく。
2014年の「THE DIGITALIAN」ツアーで披露された「Hope in the darkness」は、一見、5人の動きがバラバラで派手でもないパフォーマンスですが、ハワイでの15周年ライブとその前後の5人だけの密な期間を経て互いを分かり合ったからこそのチームワークがなせる業だろうな、と。
曲に合わせた動きはダンスではなく実は「合奏」で、大野くんはピアノ、翔くんはバスドラムと会場の照明(お客さんのペンライト)、相葉くんはシンセハープ、二宮くんはエレキギター、潤くんはスネアドラムとフィンガースナップを操っていて(わかりやすいのがこのあたり。本当はもうちょっと種類ある)、ライブではそれぞれの紹介のように一人ずつ音を鳴らすくだりがありました。個々の音が重なりあってリズムやメロディやハーモニーが生まれ、「Hope in the darkness」のイントロに繋がります。
腕に取り付けられたセンサーを動かすと反応して音が出たり照明が変化したりする仕組みなので、逆に反応させたくないときは動かしてはならない。それでも腕以外は動かせるわけで、その状態でフォーメーションチェンジをしたり、軽くステップを踏んだり、さらにはハモリも入れつつ歌っているのです。
また、この「合奏」のリズムと動きがとても複雑で、ピアノ担当の大野くんは不規則で複雑なリズムをアクセントを付けて刻みながらも音と音の間の動きを滑らかにつないで振り付けとして成立させてるのがすごい。同じく音程のあるギター担当の二宮くんはメロディーと同じ複雑なフレーズを腕で奏でながら口では全然違うパートを歌っていたりする。相葉くんのシンセハープは一見動きは簡単そうだけど、リズムでもメロディーでもないその隙間に入る「飾り」のパートなので、メロディーを歌いながらあのタイミングで動くのは至難の業。個人的には、リズム感抜群な翔くんが要となるバスドラムで4ツ打ちをキープする隙間に潤くんのスネアやスナップがピシっと入って曲全体を支えているのが、これまでの二人の関係性やグループ内での二人の立ち位置なんかを考えるとエモくてしかたないです。そして、会場のオタクが我が手で握りしめてるペンラ付きうちわ(ファンライト)のその灯りを翔くんに操られてる快感・・・
翔くんのピアノだったり、二宮くんのギターだったり、趣味として多少楽器ができるメンバーはいれどバンドができるグループではないのに、いろんな技術とそれを扱う集中力やパフォーマンス力があると、こんなに素晴らしいステージになるんだなぁ、と思いました。
この映像は数日で非公開となってしまうそうですが、機会があれば初回特典ディスクでみられる楽屋風景(スッピンデジタリアン)もぜひ。翔くんがライブ直前までもくもくとバスドラム(右腕)練習してる姿がちょっとおもしろい(笑)。(あとは「あゆれでぃおじさん」)
緑推し1周年。
背が高くて、足はすらっと細くて長くて、くっきり二重で、まつげが長くて。
そんな人を「イケメン」と呼ぶとするならば、「彼」はそうではなくて。
「かっこいい?」と訊かれれば「うーん。」と思わず考えてしまう。
でも、ダンスや、歌声や、考え方や、話す言葉、そのほかなんだかわからないけど、とにかく「彼」はかっこいいのだ。
あぁぁぁ、ゲルたんがかわいい😭
— ぱんだ (@tare445) 2019年2月22日
MeseMoa.のフォーゲルさんに落ちて、ちょうど1年が経ちました(拍手)。
きっかけは1年前の今日上がったこちらの【踊ってみた】動画。
よくある(?)パターンで、あおいくんが気になり、しろふくさんかっこいいなと思い、とみたん歌うまいなと順調に渡り歩いてる中あの日ポンと上がったこの動画見て、ダンスむちゃくちゃすごいのにニコニコ楽しそうに笑ってて、歌詞に合わせてくるくると表情も変わるその姿に一瞬で目を奪われた。
「あれ?こんな人いたっけ?」←だいぶ失礼。
そんなところからの大逆転。
その後すぐに【フォーゲル】アイネクライネ踊ってみた【え~すけ】を見てなぜか大号泣する。
ダンスの映像を見て泣くなんて初めての経験だった。
そこからとりつかれたようにダンス映像を見始め、ニコ動で徐々に過去を遡り始める。やがて「初投稿」なる動画にたどり着くのだが、これが今の彼と全然違うのだ。「え......ここからあそこまでたどり着いたの......」ちょっとした衝撃だった。これまでにどれだけの努力をしたのだろう。
もはやストーカーと化した私はTwitterも遡った。「ミッション」掛け持ち時代の壮絶さ。それでも弱音は吐かない、文句は言わない、朝の3時4時までファンに何十件ものリプ返をする(それも全部内容が違う)......人間ができすぎてる(泣)。
今が好きで、過去も好きで。
あぁ、沼じゃん。
そんなぐいぐいと前に出るタイプではない彼が初センターを務めることになりました!!!
私の緑推し1周年をお祝いするかのように今日ティザー映像が公開されたよ!
どーーーーん!!!
【MeseMoa.】烏合之衆 MVTeaser【7th single】
自分がサムネにどーん!といてびっくりするわ、うれしいわ、はずかしいわ、なあなたが大好きです。
とにかく今回のプロモーション、みんなからの愛され度合いがすごい。
「愛され」って強烈な「個性」だなぁ、と思いました。
この1年、写真集は出るわ、センター曲出るわ、怒涛のように毎日が過ぎていって、ほんと緑推しでしあわせでした。次の1年も楽しんでいきたい。
4年に1度しかない2/29。フリーライブでお会いできるのを楽しみにしております。
3m先の推しと、30m先の自担。
ぱんだ、11/25 TT6盛岡、11/30 5×20東京ドーム。 1週間で2つ行くってよ。
今しか書けないことがある - ココロの隙間にアイドルを。
行ってきました。
めせもあ。TT6はライブハウスツアー。特に盛岡のキャパは少なくて350。
対する嵐5×20は5大ドームツアー。東京ドームは55,000。
150倍(驚)。
たぶん私、「1週間でもっとも対照的なアイドルのライブに参加した女」として何かに載れるんじゃないかな。「対照的」としたけれど、確かに規模は対照的だったけど、どちらもプロフェッショナルで、最高にカッコよくて、とても幸せな空間だったという大きな共通点があって。こんな濃密な1週間は記録しておかなければと、PC開いた次第。
MeseMoa.ライブハウスツアー2019「TIME TRAVEL.6」
今年2月からズルズルと沼落ちして初現場。初現場がキャパ350のライブハウスって。本当は遠巻きにフリラを眺めて様子見をするところから入ろうと思っていたところ、8/4パシフィコで発表された公演一覧に我が県名を見つけた時の衝撃たるや。同じくジャニから沼落ちした娘に確認を取ったところ「絶対行く!!」と強い返事が返ってきたので、娘の名前でFC入会しました。
週始めの平日夜だけど、会社は半休取るだけで、娘は1日学校に行っても十分に開演時間に間に合う。終演後もご飯食べてお風呂に入って普通に寝て翌日学校に行ける。費用もチケット代と数百円の駐車料金だけ。今まで「ライブ=遠征」だったので、地元公演ってこんなに時間にも財布にも優しいんだとそれだけで感動しました。勝手知ったる地元。職場や自宅から会場までの時間計算もばっちり。周辺の駐車場も近くのコンビニも把握済み。ただ、、、
めせもあ。のライブがどんなものかがわからない(;一_一!)
撮影会?整列? 接触なしで、ツアーTシャツと最新CDだけ欲しい私はいったい何時に行けばいいのだ? とりあえず当日午前の仕事をこなして昼過ぎに恐る恐る会場へ。時間帯的に撮影会の少し前だったので、会場近辺には誰もおらず、スタッフさんも小休憩といった感じで、話しかけるのも恐る恐る。それでも何とかグッズを手に入れて一度帰宅。(ここで「帰宅」できちゃうってすごい!と謎の感動)
夕方娘を連れて再び会場へ。これまた現地でどうしたらいいかわからない。整理番号が出てるということは開場の前に並ぶの?それはいつアナウンスされるの?ワンドリンクっていつ?嵐のドームでも、星野源のアリーナでも、会場近辺にはメガホンもったお兄さんがDJポリスのようにガンガン会場を整理してるし、バッグとかツアーグッズを身に着けた人についていけば迷うこともないんだけど、今自分がいる横は普通にスーツ姿のサラリーマンが行き来していて、何なら同じ職場の人と遭遇するんじゃないかぐらいの日常で。とにかく会場に入るまでが不安だったなぁ。
入場してその狭さにビビる。え、前日自分が習い事の発表会やってたステージの方が全然広い。ここに9人?推しに見つかりたい、認知されたい、という欲求よりはとにかく推しと一緒に楽しみたいという点で一致してる私と娘は、整番140番台のくせにいわゆる「逆最前」を陣取りました(要領わからなくて前に行くのが怖かった、ともいう)。スタンディングだからとバッグは斜め掛けショルダーだったけど、「ワンドリンク」の「龍泉洞の水」が入りきらなくてめっちゃ邪魔(笑)。でもね、この「龍泉洞の水」の生産地である岩泉町は震災や台風と次々と災害が起こって本当に大変な思いをしてるところなので、こうやって全国各地から人が集まる場で配られたのが地元民として本当にうれしかった。誰の選択かわからないけど、ありがとう。
いろんな不安は、ステージ袖からめせもあ。が登場した瞬間に消え去って、もう、あとは楽しかったことしか覚えてない。ほんとに。いや、毎回詳細にレポしてる人すごいな。とりあえず、娘とふたり踊りまくった。らぶちゅの振りが完ぺきだった娘は、推しであるあおいくんに見てもらえた!と喜んでたが、それたぶん奇異なものを見る目だと思うよ?
最初に入ったライブがTT6なのって奇跡だな、と思いました。動画で見てたmagnetとか、本沼であるジャニ曲とか、むすめん。時代の曲とか。CDを1枚ももっていない私からすれば、曲知識は動画がすべてなのだけど結果ほとんどが「知ってる曲」だった。(ごめん、チャンカパーナも反射的に踊っちゃうんだ、ジャニオタなんで)
右も左もわからないまま参加したライブだったので、壁際でこっそり踊って、接触もなしでこっそり帰る予定だったのだけど、まさかの「お見送り」で事態急変。会場から出た瞬間に満開の笑顔で手を振るゲルたんが目に入った。あぁ、3m以内に推しがいる・・・(もっと近寄れたのだろうけど、恐れ多くてそれ以上近づけなかった)ただ、子を持つ母親ってどうしてこんなに図々しく強くなれるんだろう。ライブ前日が誕生日だった娘を指さしつつ、「最高の誕生日プレゼントになりましたーー!!」と叫びつつ通過してみた。私は叫ぶだけで精一杯だったのだが、娘いわく「とみたんがおめでとうって言ってくれたぁぁ」だそうで、ほんとに最高の誕生日プレゼントになりました(後からこれ反則だよなぁ、と思った。会話は接触取らないとだよねぇ?)
ARASHI Anniversary Tour 5×20
MeseMoa.のライブから5日後、私は東京ドームのいわゆる天井席にいました。メインステージとは真逆の位置の後ろから数列目の席。ほんとに天井。ムビステが移動してきても最短距離30mはある。「豆粒」と表現されることがあるけれども、コメだわ、米粒。それでもモニターの画質がとにかくきれいで、ちゃんと動く自担を見れる!不思議だったのはモニターに映し出された映像と聞こえてくる音楽がぴったり合っていたこと。あれ、おかしいな、音が伝わる速さと光が伝わる速さは全然違うと理科で習った気がするんだけど。まぁ、そんなのライブが始まってしまえば疑問も感謝に変わったのですが。
今回のライブはFC会員のみの応募ということもあって、前後左右みんな楽しそうに完ぺきに踊ってて面白かった。聴くときは聴く、踊るときは踊る、歌うときは歌う。あぁ、自分含めて「飼いならされたオタク」だなぁ、と思いました。めちゃくちゃ楽しかったし、気持ちよかった。でも時々、なんでこんなに楽しい空間を失わなければならないのか、どうしようもなく悲しく苦しくなってしまって、何度も泣きました。いい年したおばちゃんが何やってんだ、って話ですが、うるさい、ここ数年の流れを思い返すと今の状況が悔しいんだよ!
でもね、結婚を発表した直後のにのちゃんがとってもいいお顔していてホッとした。ほんとうによかった。自担の充実したお顔を生で見れただけでも駆けつけてよかったなぁ、このタイミングでよかったなぁ、と思いました。
来年春の国立も決まってるし、他にも何かあるかもしれないけど、「遠征」になってしまう限り私はもう嵐のライブに行くことはできません。今回実はライブ当日親戚の法事と重なって直前まで行けるかわからなかったし、当日も開演ギリギリに到着するスリリングな1日だったけど、諦めないでよかった。ちゃんと彼らに対して区切りをつけられてよかった。ここから1年は茶の間でひとつひとつの「最後」を見届けようと思います。
以上、3m先の推しと、30m先の自担を1週間のうちに見た記録でした。
今しか書けないことがある
これは、傷心嵐オタがMeseMoa.(めせもあ。)というアイドル沼に転がり落ちたお話(その2)です。
こんにちは。こんばんは。
めせもあ。沼に転がり落ちて約8か月。その後とうとう「時計じかけの~」といえば「~アンブレラ」より「~ロマンティカ」が出てくるようになりました。(ただ、「先僕」といえばいまだに「先生と僕」よりも「先に生まれただけの僕」だよ。)
前回の記事がこちら。
今回は過去ツイートの供養も兼ねて、その後の話です。
嵐ファンにめせもあオススメしたい。たぶんハマる要素いっぱいある……怒涛のイベントスケジュール管理も、振り付きのコルレスも嵐ファンならお手のもんやで……(自己満紹介文書くために、はてブロ立ち上げたい)
— ぱんだ (@tare445) 2019年4月16日
相変わらず嵐との掛け持ちオタなので、軽率に2組を並べ始めます。
なんで末っ子のハタチはこんなにエモいのでしょう😭(嵐の末っ子バースデーを思い出しながら)
— ぱんだ (@tare445) 2019年5月1日
【今川碧海聖誕祭 19/20】ハピハピバスデ【サプライズプレゼント】 https://t.co/R24CZ3o0oC @YouTubeより
ハタチを迎えたメンバーに曲を作ってプレゼントする、という流れが当時の嵐にあって、(たぶん)唯一映像化されてるのが末っ子潤くんへの歌だったはず。先にオトナになったメンバーからのちょっとくすぐったいお祝いを思い出しました。メンバー内最年少でありながら、アイドルというお仕事への熱量が高く、パフォーマンスに対してもストイックな頼もしい末っ子ちゃんをでろでろに甘やかすお兄ちゃんたちが大好きです。
かわいさとかっこよさを兼ね備えたハイスペックイケメンなのに、ゲーマーで、私服は頂きもので構成されてて、基本外に出ないからファッションどうでもいいし、クールでSっ気ある発言しながら実はめちゃくちゃ熱いにばんくんを二宮担にオススメしたい。
— ぱんだ (@tare445) 2019年6月19日
にばんくんも言いそうじゃん。「寝る間を惜しんでゲームをしてるんじゃない、ゲームをする間を惜しんで寝てるんだ」って(笑)。にばんくんの生誕祭後の配信でオタクからの質問をバッサバッサと切り捨てていく様にベイストでのにのみやくんを見たよね。
頭がいいのにちょっぴり残念なところもたまにあって、でも英語聞いたらひれ伏しちゃう。もちろん日本語の言葉選びだって秀逸。リスみたいなモグモグ見てるとこっちもしあわせ!な翔担にはにーちゃんを。
— ぱんだ (@tare445) 2019年6月19日
にーちゃんのライブでの煽りがうまいなぁ、と思ってるんですけど、ライブ曲中での煽りってすごく難しいと思うんです。リズム感と声のトーンと咄嗟の言葉のチョイスと。そんな煽りのパワーの源がおいしいごはん、って思うと愛しくてしかたない。「いっぱい食べる君が好き♪」に合わせてリスみたいにもぐもぐするカ〇リミットのCMください。
個人の仕事はグループのため、とか
— ぱんだ (@tare445) 2019年6月19日
お辞儀が深い、とか
誰の話でも遮らないで聞く、とか
長年の仲でも「ありがとう」をちゃんと言う、とか
何年も前の話をつい昨日の事のように楽しそうに話す、とか
嵐とめせもあ。の言動って被るところがいろいろある。
開始40分ぐらいからの「おじいちゃんになっても同じようなこと話して笑ってそう」「一緒の施設に入りたいねー」て、こんなとこがどこかで見た景色を思い出させるんだよねぇ。
— ぱんだ (@tare445) 2019年3月24日
【MeseMoa.】全員放送(ほぼ)【第3回】 https://t.co/wPtuxsEaTG @YouTubeより
嵐のトーク聞いてるとちょいちょい「なぁ、これ俺らしか笑ってなくね?」とか「俺ら、年とってもずっと変わんねぇんだろうなぁ」というフレーズを耳にするし、数年前のことをさも昨日のことのようなテンションで話し出してやっぱりみんなで爆笑してたりするのですが、新沼でもその光景に出会うとか!!
嵐も、めせもあも、たった一度の企画だろうが、後輩グループの歌だろうが、しっかり振り入れてしっかり踊ってくれるのが本当に好きです。アイドルってそういうことだよね、って思うんです。
— ぱんだ (@tare445) 2019年7月3日
いつものつぶやきや先日のブログでは嵐とめせもあ。の共通点をダラダラと書いてるのだけど、彼らの魅力が全く一緒なわけではなく、違うところもそれぞれ魅力なわけで。例えば「仲良し」とか「運命共同体」というキーワードは共通認識でも、なんかその種類や意味合いが違うというか。
— ぱんだ (@tare445) 2019年6月24日
歌やダンスやお芝居や、自分の好きなことをお仕事としてやれるのはもちろん楽しいことでしょうけど、この人たちは何よりも「この5人で」「この9人で」やるのが楽しい、と言うんですよね……売れない時代でも、 深夜までの練習が続いても、自由な時間なく忙しくても。
— ぱんだ (@tare445) 2019年6月29日
もはや、嵐オタに向けためせもあ。プレゼンのような気もしますが、ほんとにめせもあちゃんには2020年末をもって屍と化す嵐オタを救ってほしい。掬えるはず。ビッグになればなるほど、逆に不自由でしんどいことも増えてしまうのだけど、パシフィコ後にもっと大きくなりたいと言っていた彼らをもうしばらく推しつつ、傷を癒してもらおうかなぁ、と思います。
ぱんだ、11/25 TT6盛岡、11/30 5×20東京ドーム。
1週間で2つ行くってよ。
好きなことを続ける覚悟。
「ねぇ、自分の好きなことが仕事になったら毎日楽しいのかなぁ」
「んー。でも、それで行き詰まったら逃げ道なくなるよね。すごい覚悟がいるような気がする」
進路選択が迫った高3の秋の放課後の教室、部活も同じだったクラスメイトとの会話。
その後、2人とも教育学部に進学し、私は一般企業2年ののち結婚、彼は教師になった。
----------------------------------------------
今日、何気なく開いた地方新聞に彼の名前があった。
劇団を主宰し、何年も続いている県内の創作劇のコンテストの審査員を務めるらしい。
そっか。まだ演劇やってるんだ。教師の仕事はどうしたんだろ?
そういえば、数年前に結婚しましたのハガキが届いたのだが、そこからまた数年たって離婚したらしいと人づてに聞いた。理由は聞いていないけれど、その直後から彼の演劇の活動がぐっと目に見えるものになってきたことを思うと、演劇の「順位」が自らつくった家族よりも上だったということだろうか。
去年、自分が続けている音楽の発表会の打ち上げで立ち寄った居酒屋に、彼の劇団のポスターが貼ってあった。同級生として誇らしいような、でも、自分がくすぶってるようで悔しいような。
私は一つに絞ってそこで万が一にでも傷つくのが怖くて、あれこれ手を出して「逃げ道」を作っている。仕事は2つ掛け持ちだし、今年は子供関係の役員も2つ掛け持ちだし、「推し」だってたくさんいる。「すごい」という人もいるけれど、全然そんなことはなくてどれも中途半端で甘えているだけ。
--------------------------------------------
長くMeseMoa.を応援してるであろう人の、数年前本業のお仕事が忙しくて苦労してた組のレベルアップが今すごい、というツイートを見た直後に目にしたのが先出の彼の新聞記事だったので、なんか、「好きなことを仕事にする(あるいは本業以外のすべての時間を捧げる)覚悟」みたいなのがぎゅーっと胸に迫り来た一日でした。それでも、彼ら、楽しそうなんだよな!!その楽しさはきっとこれぐらいの覚悟をして苦労を乗り越えないと味わえないんだろうな。
彼らは、彼ら。私は、私。
彼らは彼らの人生を歩み、私は私の人生をゆく。
まったく違う道なのに、ちょっと重なったり、ちょっとすれ違ったり。
だから、人生はおもしろい。