今年のことは、今年のうちに。2023

去年はこれ。 ↓ ↓

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「青天霹靂」ってこういう時に使うんだろうなぁ、と回らない頭でぼんやり考えたのはたぶん2回目。前回は2019年1月27日、嵐の活動休止発表日。推しは発表から卒業まで1年半の猶予をつけた。私は、嵐の時に2年に渡って経験したあの濃くも辛いカウントダウンがまた1年半続くことをすぐに理解してしまった。そして「その時」を迎えるしんどさも、そのあとに訪れる喪失感も。

 

今度は耐えられないだろうなぁ、と思った。

この1年はまさに「終活」だった。意識してだんだんと推しと距離を置き、「誰かを推す」以外の自分の居場所を見つけようと習い事で忙しくしてみたり、スマホゲームをしてみたり、毎月1冊の文庫本を読むことをノルマにしてみたり。

 

でも、私の気持ちは全然晴れてくれなくて、そこに慣れない職場、自分や家族の体調不良、それらが重なったことを起因とするメンタル不調と、まぁ、ガタガタな1年だった。

 

毎年掲げてる「今年の目標とする1文字」は丁寧の「寧」。漢字自体には「安らかに落ち着いている」という意味があるそうで、日々の暮らしにも、自分の心にも、丁寧に心落ち着けて過ごしたいと思っていた。

 

習い事の演奏で今まで雑に仕上げてしまうことが多かったので、それについてはずっとこの一文字を思い出して落ち着いて向き合ったし、慣れない仕事でパニックになりそうなときもぐっとこらえてひとつずつ片付けていくことを意識していたつもりだ。忙しい月末を乗り切ったらコーヒーショップのお気に入りのハニーオレで自分を癒してあげるのも習慣になりつつある。

 

推しが卒業で生まれ変わるのと同時に自分も新しい自分に生まれ変わりたくて、いろいろやってはみたが、結果をいうとやっぱり自分は自分だった。誰かを推すことにパワーを使いたいし、推しのことばや活躍に背中を押されたい。他人との直接のコミュニケーションが苦手な私は、間に画面だったりステージと客席の高低差だったり、距離が少しある方が対象と関わりやすいらしい。

 

つい先日あるライターの方が「推しは出会うのではない、見つけるんだ」と書いていて、衝撃を受けた。悲観して内内に引きこもっていたら何も見えない。自分から動いてアンテナを張り巡らせて推しを見つけるんだ。

それがアイドルなのか、芸人なのか、新たな趣味なのかわからないけど動いて動いて何かを見つけに行く、掴みに行く。

うん、来年の一文字は「掴」でいこう。来年の今頃何かを掴んでいますように。

 

 

 

※追記※

いい歳して推しの卒業「ごとき」でメンタルガタガタなのは、某事務所の諸々が本当に自分の納得のいかない方向にしか動いていないことがめちゃくちゃ大きいです。コロナ渦の時から思ってたけど、発言力のある人・集団のことばに日本人みんな振り回されすぎ。そこに真実かどうかの検証はない。同じ人が昨日「シロ」と言ってたことを「クロ」と言い出せば大衆はそれを「真実」として信じ込んでしまう。こんなことが通ってしまう国は危ない。そんな不安をかき消してくれるのがアイドルの笑顔だったのに、今回そのアイドルたちが直接は関係ないのに追い込まれてる。別事務所の推しは卒業。それで「逃げ場」を失ってしまったんですよね。明るい日本になりますように。切に。

 

私と、推しと、それから音楽。— 緑推し、卒業 —

背が高くて、足はすらっと細くて長くて、くっきり二重で、まつげが長くて。

 

そんな人を「イケメン」と呼ぶとするならば、「彼」はそうではなくて。

「かっこいい?」と訊かれれば「うーん。」と思わず考えてしまう。

 

でも、ダンスや、歌声や、考え方や、話す言葉、そのほかなんだかわからないけど、とにかく「彼」はかっこいいのだ。 

緑推し1周年。 - ココロの隙間にアイドルを。

 

そんな「彼」がアイドルを卒業した。芸能界からも引退をし、これからは別の世界で生きていく。

 

私は幼いころから自分の見た目に自信がないどころか、他人の目に触れるところにいるのも申し訳ないとすら思ったりしていて、誰かと関わるより一人で気ままにやるのが好きだった。

 

趣味で音楽をやっているが、ステージ前にいつも先生に言われていたのは「自信をもって、楽しんで。ほら背筋伸ばして!」だった。そんな私がここ数年で変わることができた。演奏して「楽しそう」「カッコよかった」などという言葉を時々だけどかけてもらえるようになった。

 

ここからは、フォーゲルさんと出会ったおかげで出会えた音楽を、自分のこの数年の記録として残しておきたい。

 

・アイネクライネ

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この曲の踊ってみたは私の音楽表現の概念をガラッと変えてくれた。ダンスを見てボロボロに泣けたのは初めてだった。体の動かし方でこんなに見てる人に音楽の世界を伝えることができるんだ、と衝撃でそれまでの自分の演奏姿勢が変わり始めたのはここから。

 

・烏合之衆

・陽之鳥

2020年2月29日。この日私は初めてのフリラに駆けつける予定だった。歌に自信がないと言っていた推しの初めてのセンター曲。メンバーも公式アカウントもいっぱい盛り上げてくれていた中での中止。なんとかしてお祝いの気持ちを伝えたくて、自分の気持ちが収まらなくて、ほぼ発作的に耳コピして音とリズムを作って弾いちゃった。心の衝動のままに弾いたの初めてかもしれない。1年が経った幕張もまだまだ叶わなくて。どうやら私は悔しくて悲しくなると発作的にデータ作って弾くらしい。

 

Happy - YouTube

これは直接ではないけれど、フォーゲルさんの踊る姿を見て、歌でもダンスでも演奏でも、何らかの形で音楽を表現するのって楽しいし、その楽しさが誰かに伝わったら嬉しいなぁ、それには自分がせいいっぱい楽しまなきゃ!の精神でイベント参加した結果、初めて演奏後に「よかったよ」と声をかけてもらえた思い出の曲。確かこのイベント出番直前にフォーゲルさんのチェキ見てパワーもらってたの思い出した笑

 

チュワパネ! - YouTube

グッバイ宣言 - YouTube

女の子アイドルの曲やボカロ曲をこの年になって聴いたり弾いたりすることになるなんて思わなかった。若かりし頃も通ってこなかったジャンル。推してるグループの曲だけでなく自分の知らなかった新しい世界をのぞけるのは(株)DD推しならではだろうなぁ、と思う。

 

・Love me,Love you

・白日

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ほんとは広いところで体をめいいっぱい使って踊りたかったんだと思う。でもそれがなかなかできなかった時期、それでもこちらに自分の姿を届けてくれようと、短い尺の動画がたくさん上がった。しっかりと衣装やセットを用意しての踊ってみたも好きだけど、レッスンの一コマだったり、フォーゲルさんが見つけたお気に入りの振付をTwitterTikTokでさらっとあげてくれるの、ステージ以外でどんなことを見てどんなことに興味を持ってるのか知れて好きだったなぁ。

 

Mela! - YouTube

自由の利かないコロナ渦でも、ずっとこちらに笑顔を向けてポジティブな言葉をいっぱい伝えてくれていたフォーゲルさん。バースデー配信ではぐんじゃったりもして、大丈夫かな、ちょっとくらい弱くてもいいんだよ、少しはこちらにも背負わせてよ。そんなことを思いながら弾いた曲。

 

みんなの池の雨 - YouTube

コロナ渦も2年目に突入してこの先もずっとこんなのが続くんじゃないか、日本からエンタメがなくなってしまうのではないかと心配になってきた頃、フォーゲルさんがチャレンジしたのは丸亀製麺のCM出演権をかけた動画投稿。それに刺激されて私も音楽教室のCM出演企画にチャレンジ。推しに背中押された。

 

 

・ナイトラジオジングル(笑)

(株)DDとしてもツイートリレーとか、ラジオドラマとか、ソロライブとか、できる限りのコンテンツを提供してくれたけど、フォーゲルさん個人でもナイトラジオとか朝配信、夜ご飯調理配信とか、TikTok開設とかいろいろ動いてくれてこちらもパワーもらってた。

 

・「コラボニア」

こんな音遊びも。フォーゲルさんの耳コピに勝手に伴奏付け。音楽は楽しい。

 

 

・夜に駆ける

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三原色 - YouTube

あの夢をなぞって - YouTube

聖誕祭踊ってみたからYOASOBI三部作。どの曲も振付にエモさ感じて泣ける。泣きながら練習して、泣きながら撮影。

 

緑酒 - YouTube

・公然の秘密

ツイキャス配信で東京事変を語ることも度々あったフォーゲルさん。推しの好きな物にはとりあえず首を突っ込んでみる。動画撮ってないけど、発表会やイベントで弾いたりで、東京事変椎名林檎)の楽譜たぶん5~6曲ある。一時期「いつも椎名林檎弾いてる方ですよね?」と言われたこともあるくらい。

 

・僕のこと

2020年から毎年フォーゲルさんのお誕生日に合わせて1曲動画を上げてて、ラスト2023年がこちら、Mrs.GREEN APPLE 僕のこと。

緑推しでいる日々はとても素敵だった 嬉しいこと悲しいこと…涙したりもあったけど、会える機会はなくなってもこれからも同じ世界で生きている

 

「焦らず気張らず丁寧に」。フォーゲルさんのアカウントにある言葉。仕事も、誰かと接する時も、音楽をやるときも。何に対しても大事なこと。たった4年だけど、ずっと年下だけど、たくさんいろんなことを教わったし、この4年でずいぶんと私は変わることができた。直接感謝の思いを伝えることはついにできなかったけど、これから誰かに届ける私の音楽にその気持ちを乗せていけたら、と思う。

 

 

今年のことは、今年のうちに。2022

2022年が終わる。

 

↓ ↓ 去年のおまとめブログ。

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毎年年始に掲げてる目標とする漢字。

2022年は「踊」。

 

エレクトーンも踊るようにパフォーマンスできるようになりたい。

またライブに行って客席で踊りたい。

推しの一挙手一投足に踊らされたい。 踊るように軽やかに生きたい。

 

今年前半体調不良で「踊るように」どころか1曲通して弾くのですらしんどい時期が続いてたけど、治療を始めてからは大丈夫!健康第一。

 

まだまだ続く周囲の遠征への嫌悪感、日程運の無さが災いして、行けたライブはお隣県でのMeseMoa.のフリラと、地元でのH ZETTRIOのみ。やはり声出しなしだったり着席だったり制限は続いていて、以前のように手放しで「楽しかった!」と言ってしまうには少し抵抗があって、行ったことでやっぱり一刻も早く元に戻ってほしいと強く思ってしまった。

 

そして、「推しの一挙手一投足」には踊らされる予定が、打ちのめされることとなった。

 

2022年6月16日。幼いころから私をかわいがってくれていた祖母の通夜のあと開いたスマホは、推しの卒業を伝えていた。

 

「青天霹靂」ってこういう時に使うんだろうなぁ、と回らない頭でぼんやり考えたのはたぶん2回目。前回は2019年1月27日、嵐の活動休止発表日。推しは発表から卒業まで1年半の猶予をつけた。私は、嵐の時に2年に渡って経験したあの濃くも辛いカウントダウンがまた1年半続くことをすぐに理解してしまった。そして「その時」を迎えるしんどさも、そのあとに訪れる喪失感も。

 

今度は耐えられないだろうなぁ、と思った。

 

2019年初頭からのカウントダウンの辛さを紛らわせるために新しい推しを見つけたのだが、間を空けず同じ思いをすることになって、「二度あることは三度ある」じゃないけど、しばらくは積極的に誰かを推すことはやめよう、と思った。

 

俳優、アーティスト、まだまだこれからのアイドル・・・どこか1か所ではなく多方面に気持ちを分散させそうやってこのカウントダウン期を乗り切ろうとしていたのだけど、何かに夢中になる高揚感は味わえないしここ数年続いている世の中の閉塞感も相まって気持ちはすっきり晴れてはくれない。

 

ブログ名のとおり「ココロの隙間にアイドルを。」埋め込むことで日々を乗り切っていたのにその隙間がぽっかり空いたままなのだ。

 

 

2022年12月31日。こんな気持ちのまま今年は終わってしまうけど、来年は「寧」を掲げたい。丁寧の「寧」。漢字自体には「安らかに落ち着いている」という意味があるらしい。これまで年甲斐もなく割とハイテンションに生きてきたが、人生の折り返し地点も過ぎたことだし、丁寧に今の自分、今までの自分を見直して安らかな落ち着きを見つけたい。エレクトーンを弾くのも、雑な演奏から抜け出して1曲1曲を丁寧に仕上げていきたい。

 

ん-。来年は模索の年になるかもなぁ。仕事も部署異動で新しいことだらけ。模索というよりは新しい何かに出会える期待にあふれた1年になりますように。

 

弾いてみた2022。

Twitterのモーメントが使えなくなったってよ!!

 

フリートといい、欲しい機能がどんどんなくなっていく(泣)

 

という愚痴はさておき、今年の動画のupは5曲。

夏場、少し時間に余裕があったのでその間は練習もできたし撮影もできたのだけど、ステージが立て込む秋以降はまた時間が取れなくなり・・・などという言いわけを( ゴニョゴニョ)

 

 

・三原色/YOASOBI

推し始めてからの恒例、MeseMoa.フォーゲルさんのお誕生日記念からようやく始動した2022年。

 

きっかけ動画はこちら。


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泣くとわかってたからしばらく見てなかったんだけど、久しぶりに見たらやっぱり泣く。フォーゲルさんがこの世界から離れて、先生もあまり調子が良くなくて、この3人で踊るのはこの先ないのかもしれない。

 

どこかで途切れた物語 僕らもう一度その先へ

たとえ何度離れてしまっても ほら繋がっている

 

泣く。泣ける。この動画が上がったのが7月半ばで、フォーゲルさんの誕生日が8月7日。ほんとは違う曲練習してたけど急遽この曲にして突貫で練習したよね。

 

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(突貫クオリティ)

 

・あの夢をなぞって/YOASOBI

フォーゲルさん聖誕祭でこの曲のダンスが初披露され、歌詞と振付にまた泣く。推しの卒業が刻々と迫ってるんだ、何見ても泣くのはしゃーなしやで。

 

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しまいには推しの踊る姿を思い出し、弾きながら泣くという気持ち悪い事態にまで発展。おととしの「夜に駆ける」と合わせて推しの踊ってみたも、自分の弾いてみたもYOASOBI 3部作が揃った。

 

それにしても、3曲共通しておばちゃんにYOASOBIのフレーズをこなすのは難しかった。たぶん一生かかっても弾ける気がしない。若者すごい。

 

 

サライ24時間テレビより

今年は二宮くんも大活躍で。「嵐」としてじゃなくても24時間テレビのメインパーソナリティーに選ばれることなんてあるんだなぁ、とジャにのの勢いに驚かされた。

ジャにのチャリT。

 

・Vocalize/窪田宏

昨年末に掲げた今年の目標の一つに「エレクトーンを踊るように弾きたい」というのがあって、それを達成するために選んだのがこの曲。

 

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エレクトーンプレーヤーのオリジナル曲だけど、音もパフォーマンスもカッコよくて好き。まぁ、実際には遠く及ばないんだけど、今年初めからあまりよくなかった体調がこの曲を通せるくらいには回復してきたのを実感できたし、発表会での演奏後プロの演奏家の方に「よかった」とお声をかけていただいたのがめちゃくちゃ嬉しかった(自宅での録画時は相変わらず低クオリティ)。こういう曲を70歳まで弾いていたいのが目標。

 

・ミックスナッツ/Official髭男dism

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ショッピングセンターでのイベントで弾いた曲。生徒側としては日ごろの練習の成果をいろんな人に聴いてもらう機会なのだけど、楽器店や先生側のエレクトーンという楽器の良さを知ってもらいたいという事情も理解してるので、なるべく知られてる曲を選ぶのだけどこれは知られすぎてハードルが高かった・・・

 

 

ほんとは12月にも人前で弾かせていただける機会があったのだけど、流行り病に乗っ取られて練習してた5曲すべて無駄にしてしまった。暇だった期間に撮影しちゃえばよかったなぁ。健康第一。

 

そんな2022年でしたが。

 

総評:下手すぎる

 

もうこれは練習量なのかあがり症なのか何なのかミスタッチが多すぎる。今さらなのかもしれないけど、練習法とか見直そうかなぁ。

そして、推しや自担に背中を押されいろいろ弾いてきたけど、卒業やら活動休止やらでそのモチベーションは薄れつつあって、楽器に向かう時間も少し減ってきてる。ずっと続けていくつもりではいるけど、向き合い方は少し変わっていくのかもしれない。来年はどんなきっかけでどんな曲を弾くのだろうか。ココロの隙間を埋めるアイドルの存在は大きい。

 

 

推しのしあわせは、我のしあわせ。

 

荒んだ前のアカウントから逃げるように立ち上げたアカウントなのですが、本日6周年との通知が来ました。

 

このアカウントのトップには開設時から「推しのしあわせは、我のしあわせ」と記しています。

 

それは、6年経った今も変わっていないのですが、逆に、自分がしあわせと感じている推しの活動は、推しにとって本当にしあわせなんだろうか?とここ数年考えていました。

 

2019年1月、嵐が2020年末での活動休止を発表しました。ファンがいっぱい増えて、たくさんテレビに出て、国内最大規模のツアーを回って、国に関わる大切な役目を仰せつかって。どんどん大きくなる嵐を見て私はとてもしあわせだったけど、彼らにとっては、いつも周囲の目があって、忙しくて寝る暇もなくて、練習がしんどくて、プレッシャーに押しつぶされそうで、そんな毎日だったかもしれない。それってしあわせなんだろうか。活動休止発表時のコメントを聞いてそんなことを思いました。

 

だから、その後推し始めたMesemoa.の応援はそこが掴めないままスタートしました。多くのメンバーは活動的に動くには年齢的にたぶん折り返し地点に来ていて、彼らには元は「別の人生」があった。私が推すことは推しのしあわせになるんだろうか。推して盛り上げることは推しが「別の人生」を選び直す邪魔にならないだろうか。そんな葛藤をずっと抱えていました。

 

今日、2022年6月16日。白服さんとフォーゲルさんは、「別の人生」を歩む決断の発表をしました。

 

推しのしあわせは、我のしあわせ。

 

推しが今以上にしあわせになれますように。

推し並べ。

ほんとはね、これに参加したかったんです。

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新年明けてから存在を知りまして。

じゃぁ、ぎりぎりだけど3連休に書くかぁ、なんて思ってたら寝込んでまして。

でも、なんとなく現在の複数推し状況を整理しておきたいと思ったのでPCを立ち上げました。ダラダラ書いて半年もかかった!(その割に文字数少ないとか言わないで!)

 

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現在ふんわりと掛け持ちしてる推し(配信やSNSをチェックする、TVや映画の出演情報を把握する、CDやDVDを(やや)積極的に購入する)は4組ほどありまして、おかげさまで毎日充実した日々を送っています。

 

推しとその周りの方やモノとのストーリーも楽しめる人間なので、基本的にはいわゆる「箱推し」「事務所担」だし、推しが尊敬している先輩、推しが可愛がってる後輩、推しが好きだと言ってるバンド、以前推しと共演した俳優さん、推しが最近ハマっているゲーム、推しが配信の時に手にしていたドリンク......興味は無限大×4組分。めちゃくちゃ忙しい(だいぶ気持ち悪い)。私をよく知る職場の先輩は「あなた、絶対1日24時間で足りてないよね」とよく言います。でも、これが意外と大丈夫なんだよな。

 

では、勝手ながら書き連ねていきます。

 

 

  • 嵐<二宮くん>(2010~ )

嵐を追うようになったのは、当時2歳の娘が「しゃくらいくん(櫻井くん)」にハマりテレビに映ったときの恥じらいのリアクションがおもしろかったから(←おい)。歌番組は直視できなくて頬を赤らめて柱の陰からのぞき見してたし、ドラマを見てた時はキュンセリフを自分に言われたと勘違いしたのか後ろにひっくり返ったこともあったっけ。

 

嵐の中でも二宮くんに惹かれたのは、まずはバラエティで見せる頭の回転の良さ。周りを見て一言でオチを付けて番組を動かす、目上の人でもその人の魅力を引き出せるなら遠慮なくツッコむ。すべてはその場を楽しくするため。芸人にも近いその役割をこなすアイドルに驚かされました。

 

次に歌声。2010年のツアー「君と僕の見ている風景」でのDear Snowのソロパートを聴いた時一気に引き込まれました。さらにすごいと思ったのはそのソロパート直後のユニゾンになるとスッと個性を消し他メンバーの声となじませるところ。個性はただ前面に出せばいいってもんじゃない、「出しどころ」っていうのがあるんだなぁ、と初めて知りました。

 

そして、「重力」が感じられるダンス。特に好きなのはMonsterの間奏、Believeの曲終わり、Breathlessのイントロ。地球上にあるものって、空中から下に落ちるとよほど重い鉄球か何かじゃない限り跳ね返る。それを体現してる感じ。ロボットではなく「地球上に生きる人間」が踊っているダンスが好き(そこに敢えて反して機械を表現するスタイルもあると思うので、あくまで私の好み)。

 

表現が柔軟な二宮くんは考え方もやわらかくて、昔から頭が固いと言われてきた私にとって彼の発言は目から鱗!のこともしばしば。ファンやってたこの10年でやっと人に「考え方が柔軟」って言ってもらえるようになったよ!!

 

 

  • MeseMoa.<フォーゲルさん> (2019~ )

子供のころからテレビが「エンタメ知識の源」だった私が、嵐の活動休止発表直後しばらく一切テレビを見れなくなりました。そんな中、何か楽しいものを見て心を紛らわせたくて開いたYouTubeに彼らMeseMoa.はいました。

 

ボカロ曲も最近のハロプロの曲もまったく通ってきてないから、知らない曲ばかりだったけどそれでも楽しそうに踊る彼らに心癒されたし、配信のわちゃわちゃは失くしかけてた何かを取り戻せたような感じがしました。

 

中でも推しはフォーゲルさん。抜群の身体能力を活かして軽やかに踊りながらも、私の好きな重力が感じられるダンスをします。そして、1曲1曲に入り込む表情。歌唱がなくてもダンスだけで歌詞の世界を表現できてしまう人。単に外国語が苦手なだけなんだけど日本語での表現に素晴らしさを感じる私は、自分の思いを伝えるとき、活動の告知をするとき、リスナーのお悩みにこたえるとき、お仕事やプライベートの様子をブログに書くとき。都度ことばを丁寧に選んで綴る人、表現できる人は信頼できるなぁ、と思います。

 

通常「芸能人」としてパフォーマンスするのは、オーディションなどで選ばれた人間であったり、下積みとして訓練を積んでからということが前提なので、私たちの目に触れる時点である程度完成されているのだけど、フォーゲルさん含めた動画投稿出身の彼らはそうではなく、活動初期と最近のパフォーマンスの差がすごい。私が見ているこの3年ほどでもどんどん進化している。動画を自撮りしていた頃と来年武道館に立つところまでもが一つの線で繋がってる。大手事務所所属ではない彼らは、活動の途中途中で大きな決断が必要で、その決意と覚悟にいつも胸を震わせられる。完成されたアイドルを見るのもいいけど、進化の過程を見守る(初期の動画も残ってるから遡ることもできる!)のも、私にとっては新しい応援の仕方です。

 

 

フォーゲルさんが「日々の進化の過程を見守ることで楽しませてもらってるアイドル」であるのと対極にあるのが、デビュー時点で完成度が高すぎて純粋にパフォーマンスを楽しませてもらってるSnowMan。ずっとジャニーズを見てきた後、いわゆる「踊り手」の動画を見るようになってダンスに対して「目が肥えて」きたタイミングで飛び込んできたジャニーズ。嵐のライブ演出のクオリティ、MeseMoa.の多人数でのフォーメーションダンス、そしてこの2組の最も信頼できる点であるメンバー間の仲の良さ。あぁ、すべてもったグループが出てきてしまった…と思いました。

 

フォーゲルさんとも通ずるダンスタイプの佐久間くんが好きだけど、ドラマ見りゃ目黒蓮くんに惹かれるし、フォーゲルさんとお顔そっくりで歌が激ウマとかどういうこと?!な渡辺翔太くんもいいし、最近はコメディやバラエティでの宮館くんにも注目してる。常に「箱推し」な私の宿命ですね。

 

 

  • 星野 源 さん (2015~ )

源くんに触れた自分の中の最古の記憶は、2012年の「夢の外へ」。化粧品メーカーのCMのタイアップで流れて曲が気になってたところに朝の情報番組で特集が組まれ「へぇ~」と。YouTubeでMVを繰り返し見るようになったのは2015年「SUN」がきっかけ。そのあとドラマ「コウノドリ」があって役者でもあることを知り、「逃げ恥」が決まったときはポスターの真ん中に源くん(とガッキー)がいて沸いたなぁ。そのあとの大ブレイクも大興奮だった。

 

主演の作品が決まると「すごい!すごい!」と拍手喝采だけど、私は主に源くんのつくる音楽を推していて、曲構成、楽器のチョイス、声での表現、歌詞のことば選び...新曲が発表されるごとにあらゆることにひれ伏しています。

 

 

 

以上、私の推しの紹介でした。

 

こうして書き連ねると、それぞれ少しずつ重なってるところがあるかなぁと思います。この中の一組でも推しが被った方には他3組を猛烈に推したい(笑)。

 

時間も予算も限られている中、私の推したちはどんどん活動の幅を広げていて、正直どこの何に注ぎ込めばいいのか混乱しがちだったのが少し整理できた気がします。

たぶん、今書いた文字数の差がそのままその推しに対する現時点での熱量の差なのかなぁ、なんて。なんだかスッキリしました。

 

推しが多くて雑多なブログ&ツイッターですが、これからもよろしくお願いします。

祝☆緑推し3周年。

緑推し3周年!(+息子、成人おめでとう)

 

↓ 2周年。

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3年ですって。ちょっとびっくり。

 

フォローしてる緑推しのみなさんが素敵な言葉で推しへの賛辞をツイートしてくださるので、それを見てうんうんうなずくばかりで私自身はつぶやくことが少なくなってはいますが、動画も配信も相変わらず全部追ってるよ。

 

私の持論に「自信を付けたアラサー男子はこわい(褒め言葉)」というのがあって、2020年初のセンター曲リリース、ソロライブ、後輩とのペアライブを経た2021年のフォーゲルさんはまさにこわいほど輝いていた。

 

かわいい時はまちがいなく「かわいい」のだが、オトナ男子の可愛さというか色気を感じるというか。この先どれだけ魅力的になっていくのだろうか。ほんとうにこわい。

 

この3年間でフォーゲルさんに会えた(ライブ観覧)のは2019年秋が最初で最後。メンバーも驚く「進化」の前。次に会えたら私は衝撃に耐えられるのだろうか。

 

歳も歳だし、推しに対面するにはあまりに相応しくない自分なので、いまだ特典会は未経験な自分だけど、去年小さな決意をしてツイキャスへは時々コメントを投稿するようになった。今度は1歩進んでTwitterに反応できるようになりたいなぁ。推しに近づけるために少しずつ自分も前に進んでいこう。

 

今日も、推しに背中を押されて生きてます。