3m先の推しと、30m先の自担。

 

ぱんだ、11/25 TT6盛岡、11/30 5×20東京ドーム。 1週間で2つ行くってよ。

今しか書けないことがある - ココロの隙間にアイドルを。 

 

行ってきました。

 

めせもあ。TT6はライブハウスツアー。特に盛岡のキャパは少なくて350。

対する嵐5×20は5大ドームツアー。東京ドームは55,000。

 

150倍(驚)。

 

たぶん私、「1週間でもっとも対照的なアイドルのライブに参加した女」として何かに載れるんじゃないかな。「対照的」としたけれど、確かに規模は対照的だったけど、どちらもプロフェッショナルで、最高にカッコよくて、とても幸せな空間だったという大きな共通点があって。こんな濃密な1週間は記録しておかなければと、PC開いた次第。

 

 

 

MeseMoa.ライブハウスツアー2019「TIME TRAVEL.6」

 

今年2月からズルズルと沼落ちして初現場。初現場がキャパ350のライブハウスって。本当は遠巻きにフリラを眺めて様子見をするところから入ろうと思っていたところ、8/4パシフィコで発表された公演一覧に我が県名を見つけた時の衝撃たるや。同じくジャニから沼落ちした娘に確認を取ったところ「絶対行く!!」と強い返事が返ってきたので、娘の名前でFC入会しました。

 

週始めの平日夜だけど、会社は半休取るだけで、娘は1日学校に行っても十分に開演時間に間に合う。終演後もご飯食べてお風呂に入って普通に寝て翌日学校に行ける。費用もチケット代と数百円の駐車料金だけ。今まで「ライブ=遠征」だったので、地元公演ってこんなに時間にも財布にも優しいんだとそれだけで感動しました。勝手知ったる地元。職場や自宅から会場までの時間計算もばっちり。周辺の駐車場も近くのコンビニも把握済み。ただ、、、

 

めせもあ。のライブがどんなものかがわからない(;一_一!)

  

撮影会?整列? 接触なしで、ツアーTシャツと最新CDだけ欲しい私はいったい何時に行けばいいのだ? とりあえず当日午前の仕事をこなして昼過ぎに恐る恐る会場へ。時間帯的に撮影会の少し前だったので、会場近辺には誰もおらず、スタッフさんも小休憩といった感じで、話しかけるのも恐る恐る。それでも何とかグッズを手に入れて一度帰宅。(ここで「帰宅」できちゃうってすごい!と謎の感動)

夕方娘を連れて再び会場へ。これまた現地でどうしたらいいかわからない。整理番号が出てるということは開場の前に並ぶの?それはいつアナウンスされるの?ワンドリンクっていつ?嵐のドームでも、星野源のアリーナでも、会場近辺にはメガホンもったお兄さんがDJポリスのようにガンガン会場を整理してるし、バッグとかツアーグッズを身に着けた人についていけば迷うこともないんだけど、今自分がいる横は普通にスーツ姿のサラリーマンが行き来していて、何なら同じ職場の人と遭遇するんじゃないかぐらいの日常で。とにかく会場に入るまでが不安だったなぁ。

入場してその狭さにビビる。え、前日自分が習い事の発表会やってたステージの方が全然広い。ここに9人?推しに見つかりたい、認知されたい、という欲求よりはとにかく推しと一緒に楽しみたいという点で一致してる私と娘は、整番140番台のくせにいわゆる「逆最前」を陣取りました(要領わからなくて前に行くのが怖かった、ともいう)。スタンディングだからとバッグは斜め掛けショルダーだったけど、「ワンドリンク」の「龍泉洞の水」が入りきらなくてめっちゃ邪魔(笑)。でもね、この「龍泉洞の水」の生産地である岩泉町は震災や台風と次々と災害が起こって本当に大変な思いをしてるところなので、こうやって全国各地から人が集まる場で配られたのが地元民として本当にうれしかった。誰の選択かわからないけど、ありがとう。

 

いろんな不安は、ステージ袖からめせもあ。が登場した瞬間に消え去って、もう、あとは楽しかったことしか覚えてない。ほんとに。いや、毎回詳細にレポしてる人すごいな。とりあえず、娘とふたり踊りまくった。らぶちゅの振りが完ぺきだった娘は、推しであるあおいくんに見てもらえた!と喜んでたが、それたぶん奇異なものを見る目だと思うよ?

 

最初に入ったライブがTT6なのって奇跡だな、と思いました。動画で見てたmagnetとか、本沼であるジャニ曲とか、むすめん。時代の曲とか。CDを1枚ももっていない私からすれば、曲知識は動画がすべてなのだけど結果ほとんどが「知ってる曲」だった。(ごめん、チャンカパーナも反射的に踊っちゃうんだ、ジャニオタなんで)

 

右も左もわからないまま参加したライブだったので、壁際でこっそり踊って、接触もなしでこっそり帰る予定だったのだけど、まさかの「お見送り」で事態急変。会場から出た瞬間に満開の笑顔で手を振るゲルたんが目に入った。あぁ、3m以内に推しがいる・・・(もっと近寄れたのだろうけど、恐れ多くてそれ以上近づけなかった)ただ、子を持つ母親ってどうしてこんなに図々しく強くなれるんだろう。ライブ前日が誕生日だった娘を指さしつつ、「最高の誕生日プレゼントになりましたーー!!」と叫びつつ通過してみた。私は叫ぶだけで精一杯だったのだが、娘いわく「とみたんがおめでとうって言ってくれたぁぁ」だそうで、ほんとに最高の誕生日プレゼントになりました(後からこれ反則だよなぁ、と思った。会話は接触取らないとだよねぇ?)

 

 

 

 

ARASHI Anniversary Tour 5×20 

 

 

MeseMoa.のライブから5日後、私は東京ドームのいわゆる天井席にいました。メインステージとは真逆の位置の後ろから数列目の席。ほんとに天井。ムビステが移動してきても最短距離30mはある。「豆粒」と表現されることがあるけれども、コメだわ、米粒。それでもモニターの画質がとにかくきれいで、ちゃんと動く自担を見れる!不思議だったのはモニターに映し出された映像と聞こえてくる音楽がぴったり合っていたこと。あれ、おかしいな、音が伝わる速さと光が伝わる速さは全然違うと理科で習った気がするんだけど。まぁ、そんなのライブが始まってしまえば疑問も感謝に変わったのですが。

  

今回のライブはFC会員のみの応募ということもあって、前後左右みんな楽しそうに完ぺきに踊ってて面白かった。聴くときは聴く、踊るときは踊る、歌うときは歌う。あぁ、自分含めて「飼いならされたオタク」だなぁ、と思いました。めちゃくちゃ楽しかったし、気持ちよかった。でも時々、なんでこんなに楽しい空間を失わなければならないのか、どうしようもなく悲しく苦しくなってしまって、何度も泣きました。いい年したおばちゃんが何やってんだ、って話ですが、うるさい、ここ数年の流れを思い返すと今の状況が悔しいんだよ!

 

でもね、結婚を発表した直後のにのちゃんがとってもいいお顔していてホッとした。ほんとうによかった。自担の充実したお顔を生で見れただけでも駆けつけてよかったなぁ、このタイミングでよかったなぁ、と思いました。 

 

来年春の国立も決まってるし、他にも何かあるかもしれないけど、「遠征」になってしまう限り私はもう嵐のライブに行くことはできません。今回実はライブ当日親戚の法事と重なって直前まで行けるかわからなかったし、当日も開演ギリギリに到着するスリリングな1日だったけど、諦めないでよかった。ちゃんと彼らに対して区切りをつけられてよかった。ここから1年は茶の間でひとつひとつの「最後」を見届けようと思います。

 

 

 

以上、3m先の推しと、30m先の自担を1週間のうちに見た記録でした。

 

 

 

今しか書けないことがある

 これは、傷心嵐オタがMeseMoa.(めせもあ。)というアイドル沼に転がり落ちたお話(その2)です。

 

 こんにちは。こんばんは。

 めせもあ。沼に転がり落ちて約8か月。その後とうとう「時計じかけの~」といえば「~アンブレラ」より「~ロマンティカ」が出てくるようになりました。(ただ、「先僕」といえばいまだに「先生と僕」よりも「先に生まれただけの僕」だよ。)

 

前回の記事がこちら。

tare445.hatenablog.com

今回は過去ツイートの供養も兼ねて、その後の話です。

 

 

相変わらず嵐との掛け持ちオタなので、軽率に2組を並べ始めます。 

 

 ハタチを迎えたメンバーに曲を作ってプレゼントする、という流れが当時の嵐にあって、(たぶん)唯一映像化されてるのが末っ子潤くんへの歌だったはず。先にオトナになったメンバーからのちょっとくすぐったいお祝いを思い出しました。メンバー内最年少でありながら、アイドルというお仕事への熱量が高く、パフォーマンスに対してもストイックな頼もしい末っ子ちゃんをでろでろに甘やかすお兄ちゃんたちが大好きです。

 

にばんくんも言いそうじゃん。「寝る間を惜しんでゲームをしてるんじゃない、ゲームをする間を惜しんで寝てるんだ」って(笑)。にばんくんの生誕祭後の配信でオタクからの質問をバッサバッサと切り捨てていく様にベイストでのにのみやくんを見たよね。

 

にーちゃんのライブでの煽りがうまいなぁ、と思ってるんですけど、ライブ曲中での煽りってすごく難しいと思うんです。リズム感と声のトーンと咄嗟の言葉のチョイスと。そんな煽りのパワーの源がおいしいごはん、って思うと愛しくてしかたない。「いっぱい食べる君が好き♪」に合わせてリスみたいにもぐもぐするカ〇リミットのCMください。

 

 嵐のトーク聞いてるとちょいちょい「なぁ、これ俺らしか笑ってなくね?」とか「俺ら、年とってもずっと変わんねぇんだろうなぁ」というフレーズを耳にするし、数年前のことをさも昨日のことのようなテンションで話し出してやっぱりみんなで爆笑してたりするのですが、新沼でもその光景に出会うとか!!

 

 

 もはや、嵐オタに向けためせもあ。プレゼンのような気もしますが、ほんとにめせもあちゃんには2020年末をもって屍と化す嵐オタを救ってほしい。掬えるはず。ビッグになればなるほど、逆に不自由でしんどいことも増えてしまうのだけど、パシフィコ後にもっと大きくなりたいと言っていた彼らをもうしばらく推しつつ、傷を癒してもらおうかなぁ、と思います。

 

ぱんだ、11/25 TT6盛岡、11/30 5×20東京ドーム。

1週間で2つ行くってよ。

 

 

 

 

好きなことを続ける覚悟。

「ねぇ、自分の好きなことが仕事になったら毎日楽しいのかなぁ」

 

「んー。でも、それで行き詰まったら逃げ道なくなるよね。すごい覚悟がいるような気がする」

 

 

進路選択が迫った高3の秋の放課後の教室、部活も同じだったクラスメイトとの会話。

 

その後、2人とも教育学部に進学し、私は一般企業2年ののち結婚、彼は教師になった。

 

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今日、何気なく開いた地方新聞に彼の名前があった。

劇団を主宰し、何年も続いている県内の創作劇のコンテストの審査員を務めるらしい。

そっか。まだ演劇やってるんだ。教師の仕事はどうしたんだろ?

そういえば、数年前に結婚しましたのハガキが届いたのだが、そこからまた数年たって離婚したらしいと人づてに聞いた。理由は聞いていないけれど、その直後から彼の演劇の活動がぐっと目に見えるものになってきたことを思うと、演劇の「順位」が自らつくった家族よりも上だったということだろうか。

 

去年、自分が続けている音楽の発表会の打ち上げで立ち寄った居酒屋に、彼の劇団のポスターが貼ってあった。同級生として誇らしいような、でも、自分がくすぶってるようで悔しいような。

私は一つに絞ってそこで万が一にでも傷つくのが怖くて、あれこれ手を出して「逃げ道」を作っている。仕事は2つ掛け持ちだし、今年は子供関係の役員も2つ掛け持ちだし、「推し」だってたくさんいる。「すごい」という人もいるけれど、全然そんなことはなくてどれも中途半端で甘えているだけ。

 

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長くMeseMoa.を応援してるであろう人の、数年前本業のお仕事が忙しくて苦労してた組のレベルアップが今すごい、というツイートを見た直後に目にしたのが先出の彼の新聞記事だったので、なんか、「好きなことを仕事にする(あるいは本業以外のすべての時間を捧げる)覚悟」みたいなのがぎゅーっと胸に迫り来た一日でした。それでも、彼ら、楽しそうなんだよな!!その楽しさはきっとこれぐらいの覚悟をして苦労を乗り越えないと味わえないんだろうな。

 

彼らは、彼ら。私は、私。

彼らは彼らの人生を歩み、私は私の人生をゆく。

まったく違う道なのに、ちょっと重なったり、ちょっとすれ違ったり。

だから、人生はおもしろい。

 

ココロの隙間にアイドルを。

―今しか書けないことがある。

これは、傷心嵐オタがMeseMoa.(めせもあ。)というアイドル沼に転がり落ちたお話です。

 

 

こんにちは。こんばんは。

やっとここ数週間で「DD」といえば『誰でも大好き』よりも男性アイドル事務所の名前、という認識が定着してきました(ただ、「時計じかけ~」と言われればいまだに「~ロマンティカ」よりも「~アンブレラ」だよ)。

  

Twitterって、自分の過去のつぶやき見えなくなっちゃうのね?!「新しい沼に落ちる」という貴重な体験の過程が消えてしまうのはもったいない、とuntil検索で過去ツイート引っ張り出して、コメントと共に残しておこうと思います。

 

2019年1月27日。

約8年に渡ってファンを続けてきた嵐が2020年いっぱいをもって活動休止することが発表されました。嵐の5人がその選択をせざるを得なかった理由として思い当たることがありすぎて、最初は悲しいというよりは「やっぱり」だとか「仕方ないよね」の方が強かったことを覚えてる。

 

2019年2月7日。

発表から数日経って、いろいろ考えては泣き、嵐出演バラエティやコンサートDVDも見れない状態に。テレビをつければその話題ばかり。何か関係ないものを見よう、と久々にYouTubeを立ち上げたおススメにあったのが・・・・・・

 

あぁ、懐かしい。この動画がupされた当時、ジャニオタの間でちょっと話題になったの。

「What is LOVE?」「ザ☆ピース」・・・

とっても楽しそうに踊る男の子たち見て、泣いてばかりの日々から少しずつ抜け出すことができた。

 

子どもたちとは趣味を共有したい迷惑な母親なので、人生の9割をジャニオタとして生きてきた娘にそりゃもう軽率に泡沫を見せたんですよ。そしたら、自分で勝手に検索していつの間にか「Shadow Kiss」初体験を済ませてました(; ・`д・´)

 

2019年2月10日。

 

もう、止められないくせに♡

冷静になろうと自分を客観視してみたり、心にブレーキをかけようとしてる時点で沼の淵に指1本でぶら下がってるよね。

 

2019年2月13日。

「踊ってみた」やMVなど、音楽的視点から見てただけだったのに、ついにMeseMoa.lifeに手を出し始める。こんなの嵐オタ絶対好きじゃん。「嵐の嵐会」みんな発狂したじゃん。

 

2019年2月22日。

緑推し爆誕

しかもこれ、息子の誕生日やで(笑)。何見たんだろうなぁ。

あ、これが上がった日だ。そっか私これで落ちたのか(納得)。

 

2019年3月2日。

ついに予定を合わせて生配信を見る。来るとこまで来た感。

 

2019年3月7日。

ほんとに、ここまで立ち直ることができたのはめせもあ。のおかげ。信じられなかったものをもう少しの間信じてみようと思えた。このあたりから少しずつ嵐の曲も聴けるようになってきたかなぁ。

 

たぶん、今、このタイミングだからこそ楽しく掛け持ちオタができているのだと思う。

お金の使いみちとしては、今はどうしても嵐が優先になってしまうけど、「広告収入よ、届け!」の思いのもとに公式動画はぶん回していく所存(Flower Wind、あと1万再生でミリオン!!)。

 

8年間それこそ「DD(誰でも大好き)」なジャニオタだった自分に次々と初めてが起こってるのが面白くて。「この人の踊りが好き!」でファンになったのも初めてだし、LINE LIVEツイキャスやインスタを立て続けにインストールしたし、毎月末携帯の速度制限に悩まされるのも初めてのこと。

 

思えば、嵐を好きになったタイミングも震災直後で、心身ボロボロだったところを、彼らの真っ直ぐさに感動し、仲の良さを見て癒されてファンになったのだった。

 

ココロの隙間はアイドルが埋めてくれるのだ。